損益分岐点とは?
売上と費用が等しくなり利益がゼロとなる売上高。サロン開業時の収支計画に欠かせない経営指標。
損益分岐点とは
損益分岐点(Break-even Point) とは、売上高と総費用(固定費+変動費)が等しくなり、利益も損失もゼロとなる売上水準のことです。「固定費 ÷(1 − 変動費率)」で算出します。損益分岐点を超える売上が上がれば黒字、下回れば赤字となるため、事業の採算ラインを把握する最も基本的な経営指標です。サロン開業時の事業計画や融資申請の際にも、損益分岐点の算出は必須項目となります。
| 費用の種類 | サロンでの例 | 特徴 |
|---|---|---|
| 固定費 | 家賃・人件費・リース料・保険 | 売上に関係なく毎月発生 |
| 変動費 | 消耗品・化粧品原価・水道光熱費 | 売上に比例して増減 |
サロンにおける活用
サロン経営では「毎月何人のお客様にいくらの施術を提供すれば赤字にならないか」を具体的に把握するために損益分岐点の計算が重要です。たとえば固定費が月50万円・変動費率が20%の場合、損益分岐点は約62.5万円となり、この売上を超えた分が利益になります。開業前に損益分岐点を算出しておくことで、必要な客数や客単価の目標が明確になり、現実的な集客計画を立てることができます。